松沢知事の著作権侵害認める 12万円賠償命令(産経新聞)

 松沢成文神奈川県知事の著書に類似する表現があり著作権を侵害されたとして、ノンフィクション作家の山口由美さんが、松沢知事と講談社に著書の印刷や販売の禁止と約690万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、東京地裁であった。大鷹一郎裁判長は松沢知事らに印刷・販売の禁止と12万円の損害賠償を命じた。

 問題となった本は「破天荒力 箱根に命を吹き込んだ『奇妙人』たち」で、平成19年に同社から出版された。山口さんは、14年に出版した自署「箱根富士屋ホテル物語」の表現に酷似している部分があると訴えていた。

 大鷹裁判長は、松沢知事の著書、約240ページのうち、「2行が著作権侵害にあたる」と指摘。松沢知事の著書が約1200万円の売り上げだったことから、損害額を5万円と算定。これに慰謝料5万円と弁護士費用を加えた。その上で、「この2行を削除しない限り、印刷や販売をしてはならない」とした。

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